本日のテーマはそれ以外のβラクタム薬ということでカルバペネム系とモノバクタム系。 ここではMEPM(メロペネム) とIPM/CS(イミペネム/シラスタチン)について解説する。 現在本邦で使用できるカルバペネム系抗菌薬はこの他にも数種類存在するが、 特に筆者が存在意義を強く感じないあるいは理解が十分でないという理由でここでは触れない。 カルバペネム系抗菌薬の本来の適応は耐性度の高いグラム陰性桿菌の感染症が証明あるいは疑われる場合である。 これ以外での積極的な使用の適応はない(注1)。しかし本邦ではそれ以外の目的での濫用が多くの病院で行われている結果、 培養から検出される緑膿菌全体に対する感受性率はカルバペネム系抗菌薬よりもCAZ, CFPM, PIPC などの方が良好であるなどの逆転現象が当院を含めた多くの施設でみられてしまっている。 カルバペネムもβラクタム薬なのでその抗菌活性は時間依存性である。 よって半減期に応じた適切な投与間隔を守ってはじめて有効性が発揮される。 カルバペネムを用いるような重症感染症で12時間おきの悠長な投与などありえない。 カルバペネム系抗菌薬(特にIPM/CS) そのものに痙攣などの中枢神経副作用がある上に抗痙攣薬との薬剤相互作用があることにも注意していただきたい。
多くのグラム陽性菌、陰性菌、嫌気性菌に有効である。よってまずはMEPMが無効な菌を覚えておこう。
すべてのβラクタム薬を分解し、βラクタマーゼ阻害薬によって阻害されない恐怖のβラクタマーゼである。 S. maltophiliaは染色体性のメタロβラクタマーゼを持っていて、最初からカルバペネムが効かない。 近年、プラスミド性のβラクタマーゼ産生菌が問題になっており(特に日本で)、緑膿菌、 アシネトバクターなどのブドウ糖非発酵菌だけでなく、セラチアなどの腸内細菌でも産生菌の報告がある。 一般にプラスミドによる耐性は周囲の菌に波及しやすく感染管理上厄介である。
文字通り広範囲のβラクタム薬をtargetとするプラスミド上に存在するβラクタマーゼでありこれを産生する菌ではすべてのペニシリン、 セフェム、モノバクタムが(仮に感受性試験で「S」となっていても)無効である。 βラクタムで唯一確実に有効なのがカルバペネム(注7)であり、キノロンやアミノグリコシドは感受性があれば (しかししばしば同時に耐性である)有効である。ESBLの産生は主にはE. coliやKlebsiellaで問題となる。
MEPMとほぼ同じ役割の薬剤であるが違いを3つ挙げる。
これらを踏まえて・・・
重症グラム陰性桿菌感染症を治療するという目的からするとグラム陰性桿菌に対する活性が高いMEPMの方が多くの状況で選択されるべきであろうと思われる。
さらにMEPMの方が副作用も少なく大量投与(が必要な髄膜炎や心内膜炎の治療)が可能。
IPM/CSが選択されるとすれば重症グラム陰性菌感染症であるが腸球菌の関与も考慮する場合(例えば院内の術後の腹膜炎など)などが考えられる。
緑膿菌を含むグラム陰性桿菌には有効だが、グラム陽性菌、嫌気性菌には全く無効という役割のはっきりした抗菌薬である。 他のβラクタム薬と交叉アレルギーが少ない(注8)。
Well, no. Russians do not use everything for drinks. It has been empirically
proved that some substances - e.g. slag - cannot be used to make drinks.
Worse, some substances - e.g. slag - cannot be even used for the after-drink
zakuska.
Yet even worse than that, some substances - e.g. slag - are not even useful
for bottling drinks.
The silver lining on the rain cloud, however, is that there are precious few
such substances. Namely, one - slag.
Slainte!
-- Marc A. Volovic
-- Linux-IL Post ( http://www.mail-archive.com/linux-il%40cs.huji.ac.il/msg39712.html )
Chuck Norris is a real programmer. He writes programs by implementing the most
optimised machines for them using real atoms.
-- Shlomi Fish
-- Chuck
Norris Facts by Shlomi Fish and Friends ( http://www.shlomifish.org/humour/bits/facts/Chuck-Norris/ )