これまで使っていたマシンについてちょっと記してみる。
このマシン以前にも、古いPC-9801を親に使わせてもらっていた記憶があるが、売却してしまった等ではっきりした型番を覚えていない。 MS-DOSで一太郎とか花子を使って、簡単な文章を打ったり、年賀状の絵を書いたりしていた。ウインドウシステムではなく、 コマンド直打ちで、その頃はまだあまり覚えられず、アプリケーション起動の時にはいつも教えてもらっていた記憶がある。 Windows95の発売で親が新規機種を購入したのもあって、Windows3.1マシンを使わせてもらえることになった。 うろ覚えなので初期型のPC-9821Cbかもしれないが、ボタンの配置からおそらくCb2だと思う。 Windows3.1用の一太郎とか花子とかをインストールして使っていたが、実際には、大半の時間ゲームをしていた。 A列車で行こうとか、FalcomのYsシリーズや英雄伝説シリーズをしていた。今にして思うとずいぶん色々とやっていたものである。 このころはインターネットにはつながっておらず、随分と閉じた世界だったはずだが、それでも結構楽しんでいた記憶がある。
たぶん1999年の夏頃と思うが、Windows98が発売されて幾分か経ったころ、学校ではレポート作成等でWindows95のマシン(FMV-5100C3;右写真)をよく使っていた。 そのころはだいぶ景気が良く、家でもレポートを作成するのに使いたいという名目で、買ってもらったものである。もちろん、PentiumIIの載った最高機種は 買ってもらえるわけもなく、Celeron 400MHzであったが、それなりに速く使えていた記憶がある。1年ほどたった2000年になって、親が知人からPentiumII 450MHzを もらったとのことで、付け替えてもらったところ、結構速くなったのを感じた。今から考えると随分のどかな時代であるが、PentiumII 450MHzは発売時10万円近くした ことを考えると、安くなったものである。同年、古い2GBのハードディスクと128MB PC-100メモリを親にもらって増設し、書店で買ってきたLinuxJapan付属の Slackware LinuxでUNIXに入門したことはよく覚えている。
2003年頃か、秋葉原にいく機会があり、中古のパーツを売っている店で入手したと思う。PentiumIII 550MHzも同じ頃入手した。
Dimension Vは、グラフィックがオンボードのATI Rage Proなので、
ビデオの遅さが気になってきており、特に、LinuxでOpenGLを使用したプログラムを作っていると、かなり解像度を落とさないと走らせられないことが多く、
ビデオカードを挿せるマザーボードに変えたいと思っていた。WS440BXはGateway等に採用されていたマザーボードで、品質自体はとても良いがあまり遊べるところはない。
Dellの機体が基本的にはATXを載せられるので、ちょっと手を入れて使えるようにした記憶がある。グラフィックカードはGeForce2MXの中古を入手し使っていたが、
Linuxでの使用ではあまり困ることはなかったので、高級品種ほどの性能は必要なかったのだろう。
この後、しばらく440BX Slot1のマザーボードの乗り換えが続く。この頃は、ADSLによる常時インターネット接続環境になって、多くのプログラムを入手し
コンパイルし、手を入れたりすることが多くなっていた。
グラフィックの次に気になったのはメモリである。プログラムのコンパイル時には、結構メモリを要することが多く、
翌年、中古のパーツ店で256MBのメモリと対応マザーボード(P3B-F)を安価に大量入手し、
4枚で1GBとかやっていた。今思えば、世間はすでにPentium4とAthlonの時代であるのに、なにをやっているのかという感じだが、自由に使えるお金が限られている以上、
なかなか難しいところであったのだろう。その後、同年、PentiumIIIをもう一つ入手し、デュアルソケットのマザーボード(P2B-D)も入手し、
一時は、時代遅れのCPUながらマルチプロセッサ環境を謳歌していた。コンパイルは結構はかどっていた記憶があるので、それなりに効果があったのだと思う。
翌年、Socket370のCeleron 1.4GHzとそれが載るマザーボード(CUBX-L)を入手し、他のCPUやマザーボードは手放してしまった。コンパイルが速かったためで、
Celeronであっても、周波数が高ければシングルプロセッサでもPentiumIIIより速いことを実感した記憶がある。
440BXチップセット自体かなり製品寿命が長かったことで有名であるが、振り返って見ると、自分の中でも440BXを使っていた期間はかなり長い。
2006年頃、そろそろPentium4を使ってみたいと思って、中古ショップを回っていた時に目に止まって入手した。Pentium4 2.4GHzも中古市場に結構出回って 安くなってきていた時期である。DDR 333 512MBメモリも手に入れてたしか1.5GBとかでごそごそしていた記憶がある。品質としては、コンデンサにあまり お金をかけないマザーボードメーカであり、一度コンデンサのみオーバーホールして新品コンデンサをハンダ付けしなおした記憶がある。 コンデンサ問題が身近になったのはこの頃と思う。使ってきた440BXのマザーボードはどれも国産の良品質のコンデンサを使っており、全然問題なかったので、 一時は愕然としたものであるが、それにもすぐになれてしまった。ハンダ付けの練習にはなった。
これはAthlon64 X2 4600+やECCメモリ1GB2枚とATI Radeon X1300と同時に新品で購入した。2007年の春頃、バイトをしてためたお金が結構たまったこともあって、 64bit環境を使いたくなり、思い切って入手した。 音声信号処理用のライブラリ(Freeverb3)の開発を始めていたこともあり、非常に捗るようになった。動画ファイルをまともに再生できるようになったのはこの頃である。 Gentoo Linuxというソースコードから全部ビルドするディストリビューションを使っていたこともあって、マルチコアの恩恵が十二分に感じられた。
諸事情で大きいATXタワーが部屋に置けない時期(2010年頃)があって、その頃使っていたマシンに入れていたマザーボードである。DDR400のメモリやFSB800MHzに 対応したPentium4 2.8GHzと一緒に中古ショップで安く仕入れたのを使っていた。ビデオカードはGeForce 4 MXを使っていて、これはGA-8PE800 Proの時と 変わりなかったが、ゲームとかはしなかったので、特に困ることはなく、OpenGLのプログラムが動けばそれで良い程度であった。 これを使っていた時は結構忙しくて、それ以上はあまりこれといった記憶はないが、ASUSなので品質に問題はなく、コンデンサがパンクしたりすることもなく、 最後まできちんと働いてくれた。
2016年の暮れ、使っていたマシンが不調になったこともあったのと、AMD APUを使いたかったこともあり、A10-7860Kとともに購入した。価格的にはだいぶ こなれてきたのもあり、合計で2万円強で入手した。Kつき型番なのでオーバークロックできることもあり、周波数は少しあげて使用しているが、安定しているようである。 H.264等のハードウェアエンコーダもついており、値段に比して何かと使えるので、費用対効果は良いと思う。これから何年動いてくれることか。
1年ほどA10のマシンを使用していたが、性能的に不満があり、特に操作毎のもたつきが気になることが多く、2017年に結局更新することにした。 中古でマザーボードとケースを入手し、Core i7 3770 (Ivy Bridge)を載せて使用していた。IntelのQuick Sync Videoハードウェアエンコーダが初期型ではあるが搭載されているので、必要時には重宝した。 マザーボードの発売日はA88XM-PLUSよりずっと前の2011年で、Ivy Bridgeの発表も2012年なのでかなり前の型番にはなるが、cpu.userbenchmark.comによると、 A10-7860KとCore i7 3770の比較では後者の方が1.5倍は性能が良いとのことで、AMDのフラグシップのFXを含めてこの世代のAMDとIntelの性能差は圧倒的なものであったと思われる。 実際、大方5年差があるのにも関わらず体感上はかなり改善した記憶がある。AMDのZen世代以降はかなり良くなったようなので、この世代では追いついてきたと考えられる。
2020年に知人から譲ってもらったのと、ケースがかなり小型であるので、こちらに乗り換えた。 SSD+大容量HDDの運用をしており、SATAのポートが足りないため、PCI expressのSATAボード(SD-PESAE3-2L)を増設し、HDDのスペースは1箇所しかないので、SSDは空いたスペースに押し込んだ。 Core i5-6500が搭載されていた。CPUの選定時は、シングルコア性能も重要視しており、 Cinebench R20 (Single-Core)の性能表によると、i5-6500が354、i7-3770が298となっており、 それなりの性能アップが見込まれると考えたが、数字通り応答性は体感的に上がったと思う。マルチスレッド性能は劣るが、いつもエンコードやレンダリングを行う訳ではないので十分かと思われる。
様々な処理をさせていると、やや性能不足が否めない部分があり、こちらに乗り換えた。世代がアップデートされた上にCore i5からCore i7 (i7-9700)となったので、体感上もかなり改善した。 また、H.264やHEVCのハードウエアビデオエンコーダ(Intel Quick Sync Video)を利用する場面が増え、かなり使い勝手が向上した。
某予算が50万円近くあるので、PCを見積もってほしいという知人の要望に応えて作ってみたマシン。もちろん自分が使えるものではないので、そこは残念であったが、 使用用途として、ImageJで高速に処理できるものとのことだったので、シングルコアで速いものを目標として、高級SSDも入れて組んでみた。 何時間も稼働させる物ではないはずで、ECCメモリとかは不要であるが、サーバ機でXeonでというよくあるよく分からない希望に応えてASUS P9D WSを選択した。 お店で組んでもらって納入だと、10万円を越えて備品になるが、パーツ群であれば備品にならないとかで、納入後に1時間程度で組んだ。 もちろん問題なく稼働しているようであるが、Windows 10に勝手にアップデートしてしまった後からは不安定だそうである。
こちらも知人の希望に応えて組んでみた一機。こちらは、自作するところは教えてほしいとのことで、一緒に組み立て作業は行った。 AMD Ryzenが発表される前で選択肢があまりなかったが、20万程度とのことだったので、とっかえひっかえして、誤差範囲でほぼ納めた。 これもメインドライブはSSDにしてあるが、昔に比べれば本当にWindowsのインストール作業は速くなったと思う。Windows98なんて数時間かかった記憶がある。
Rule of Open-Source Programming #34:
Every successful project will eventually spawn a sub-project
-- Shlomi Fish
-- "Rules of Open Source Programming"
Recursive, adj.: See Recursive
-- One of Nadav Har'El's Email Signatures.