医局の入っている南研究棟、通称赤煉瓦の建物はかなり古くに建てられたこともあって、
すきまだらけである。誰も知らない地下室や、大学内の共同溝につながる秘密の地下室など、
探検が好きな人にとっては非常に興味深いところが多いだろう。大掃除をする度に大昔の診療記録や
研究機器が出てくるので、捨て場に困ることも多々ある。
古い建物なので、ドラフトもなく、換気扇が直についていて窓という窓がすべてすきまである。
そんなすきまのある窓は動物にとってはただの通り道で、部屋の中にまで動物が侵入することは
多い。野生のネズミやネコ、ハクビシン、それ以外にタヌキを見たといううわさまである。
南研究棟はコの字型の建物で、コの字の中央である中庭には、色々な木が植わっている。その中でも多いのが
イチョウの木で、季節になると銀杏の臭いで充満し、道路に落ちた実がつぶれて靴につき、部屋にまで
広がってくるので、建物全体が近寄りがたいかおりでいっぱいになる。
大昔はこの建物の
一番下の階は精神科の病棟で、病棟派と外来派が分かれて争っていたという噂もあるほどの
曰く付きの部屋が多いが、今では学生用の実習室として、日々有意義に使われている。
写真は標本の切片を作る部屋から見える中庭だが、注目すべきなのは、窓の外のスペースに貯められた
大量の銀杏である。始めは、誰かが貯めたのではと思われていたが、誰に聞いても思い当たる人物はおらず、
そもそも、2階の部分にわざわざ外から投げ入れる人も考えにくく、
結局、動物の仕業ということで落ち着いた、銀杏の貯蔵庫である。実は、この窓は締切りなので、
外側からしかこの銀杏を手に入れることはできないのだ。
小動物がいれば、自然とその捕食者もどこかにいることになる。ただ、典型的な食物連鎖のピラミッドの 例に違わず、頂点にいる動物は数が少ないので、出会う確立も低くなる。 このアオダイショウは、生協の書籍部に行く時に たまたま出会ったものである。大学で蛇に出会ったのは初めてであるし、以前にアオダイショウを 実際に見たことがあるのは、大昔、小学校の移動教室で、日本両棲類研究所で見ただけなので、 本当に久しぶりという感じである。今調べたら、この研究所は閉鎖、解体されてなくなってしまっている とのことだった。顔の両側にエラの生えた不思議な形をしたウーパールーパーもここで初めて見た のだった。大きなアオダイショウも飼われていて、首に巻いてポーズする級友もいたが、自分は ちょっとこわくておっかなびっくり触っただけであったが、最近、アオダイショウも毒があるという うわさを聞いたこともあり、今回はあまり触るところまではいかなかった。ゆっくりゆっくりと動いていて、 こんな速度でネズミでも捕まえられるのかと思ってしまうが、捕食時はまた違った動きをするのだろう。
Q: How many Oregonians does it take to screw in a light bulb?
A: Three. One to screw in the light bulb and two to fend off all those
Californians trying to share the experience.
Rule of Open-Source Programming #7:
Release early, release often. Clean compilation is optional.
-- Omer Zak
-- "Rules of Open Source Programming"