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UNIX

現在、相談員内では、かなりの数のUNIXが使われています。Solaris少々、FreeBSD少々、Linuxたくさんといった感じで、そうかわり ばえするものではありません。このうちいくつかを使わせてもらっていますが、もちろん昔から全ての種類を つかっていたわけではありません。今日は、ちょっと昔の話をしようと思います。

初めてLinuxを触ったのは高校1年生の時でした。 今は出版されていないLinuxJapanという雑誌を書店でたまたまみかけ、そこにあったプログラミングの記事に興味があったこともあって 家に帰ってから付録のCDを使って入れてみたのでした。そのころは、LILOも古くて、別のドライブのカーネルを読みに行かなかったりいろいろと苦労しましたが、 なんとか動かせるようにしたのです。FrameBufferが標準でついていたので初めて起動した時はペンギンの姿にいたく感動した記憶があります。

Linux Penguin LOGO 左はおなじみのペンギンロゴ。初めて見た時はうれしかったのですが、あっというまに慣れてしまいました。最近はペンギンが2つや4つ出るのも 良く見ます。(SMPの場合CPUの数に応じてペンギンが出ます。) Gentoo Linuxでは、Gentooのハートロゴに置き換えられているようです。個人的にはデフォルトのペンギンのほうがいいんだけれど。

さて、もとの話に戻ると、その付録のLinuxは、よくあるrpmではなく、tgzという依存関係はほとんど整備されていない Package管理システムに支えられたSlackwareというdistributionでした。 今思えば、そのおかげでかなりのShellScriptを書けるようになったのですが、そのせいでいちいち手で依存関係を見て行くのは骨が折れました。 後になって、RやMPlayerなど、大量のライブラリに依存するプログラムを入れるのがかなりつらい状態でした。rpmならほとんど一発なんだけどね。 また、特製日本語Packageがついてはいましたが、日本語はほとんど使えませんでした。RedHatからPackageを とってきて適当に展開して使うことはざらで、今思えばよく動いていたものです。

日本語環境を整えるのもまたひと苦労でした。glibcでようやくLocaleがサポートされ始めたころで、満足に日本語入力できる ものといったらemacsくらいのもので、それ以外では入力した途端落ちてしまったり、無限Loopに入ってしまったりと発展途上でした。 最低限欲しかったのは、pTeXとGhostScriptと印刷環境だったので、それ以外は割り切って使っていました。

大学に入るまで実はずっとslackware 7.0/linux-2.2.13/glibc-2.1.2のまま、上げる機会がなかったので、 新しくなったバージョンに出会った時はその進歩に驚きました。 日本語が正しく扱えるようにもなっており、open-sourceの力を実感しました。個人的に一番感動したのは、XftのTTF/OTFサポートでした。 これで暗号のようなfonts.dirを書く必要がほとんどなくなったのですから。

この前これを読んだ同級生に聞かれたのですが、いまはもちろんそんな古いものは使っていません。色々と新しいDriverも必要なので今はかなり新しめです。

相談員になって新しくであったのがGentoo Linuxという distributionです。相談員内にあるおもちゃの大半が何故かGentooで埋めつくされており、見た当初はかなり異様な雰囲気でした。 Gentoo Linuxの特徴は、全て自分でコンパイルというもので、CPUに合わせた最適化ができることが売りとなっています。 Red Hatなどほとんどのdistributionはarch=i686でコンパイルされており、Pentium 4など最近のCPUの命令コードを使った最適化がされていません。 このため、自分の持っているarchitectureに合った最適化でLinuxを使用するにはGentooが一番というわけです。ただ、コンパイルには かなり時間がかかり、gcc+glibc+XFree86+KDEを全部最初から作ったりすると数日かかり、色々と不便です。このため、バイナリも いくつかは存在しますが、最新のものやminorなものはほとんど存在せず、結局コンパイルということになりがちです。 Gentooについて色々と教えて下さった相談員の小町先輩は、 最近、MacOS XのFinkで作業なさっている時、「もう自分でコンパイルはやになってきた」ともらしていました。 Gentooのmaintainerもやっている方なので、いろいろと思うところがあったのでしょう。

最近は、Linuxのpthreadの挙動が気に入らず、SolarisやFreeBSDなどを使いはじめています。今回の話はこれくらいで終りにします。


Chuck Norris doesn't make mistakes. (Su-Shee)

He corrects God. (Shlomi Fish)

    -- Su-Shee and Shlomi Fish
    -- Chuck 
                      Norris Facts by Shlomi Fish and Friends ( http://www.shlomifish.org/humour/bits/facts/Chuck-Norris/ )


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