研究用に比較的音圧の大きなスピーカが必要になり、このようなスピーカが売られていることを知り、 中まで見ることのできる機会があったので、ここに記す。
電車に乗ったことのある人は、車外に写真のようなものが取り付けられているのに気づいたことがあるかもしれない。 実際に使われていることは意外に少ないが、車外に放送するためのスピーカである。 写真は、常磐線で使われているE531系電車に取り付けられているスピーカである。
同じものではないが、ほぼ同等品が1万円程度で市販されており、中身は下記のような折り返し型のホーンスピーカとなっている。 覆いを外すと、おそらくベークライト製のドライバが見える。これ以上は強固に接着されており非破壊的分解は困難である。 ホーン型のスピーカは能率が比較的高く、このスピーカの仕様としては、定格10W、インピーダンス8Ω、音圧レベル100dB(1m 1Wにて)、 周波数帯550Hz〜5kHz(偏差20dB)となっていて、狭帯域であるものの、普通のコーン型スピーカより能率が高いことがわかる。 帯域のせいでかなり特徴的な音となり、決して高音質という訳ではなく、万人にお勧めは出来ないが、音楽を聞いてみるとやみつきになりそうな感じの音がする。 このスピーカを入手した主たる目的は、実験動物に対し高い音圧で曝露した時の変化を研究するためのものであるが、 高い電力がなくても必要な音圧を発生することができ、比較的よく使えるものであったと思う。
電車に関しては、他のタイプのスピーカが使用されていたり、場合によっては経費削減のためにスピーカ穴がただの金属板でふさがれてしまっている 残念な例もあるが、山手線の最新型のE235系ではきちんと採用されていて、なぜかほっとしてしまった。山手線では使うことも多分ないだろうが、 JR東日本の車両のデモの側面があるとのことで、すべて実装して製作したのだろう。E231系3000番台は、そもそもスピーカ取り付け用の穴がない車両が多く、 グリーン車にあるのみの編成もあって、少し残念である。

常磐線 E231系
塞がれてしまっている残念な例

都営大江戸線

山手線 E231系500番台

山手線 E235系

京浜東北線 E233系1000番台
Chuck Norris is a real programmer. He writes programs by implementing the most
optimised machines for them using real atoms.
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