makeとはソースファイルから何か(プログラムなど)
を作るときにたいへん便利な
ツールです。具体的に言えば、作るものをターゲットとして、
ソースがターゲットより新しければ自動的に
新たにターゲットをソースから作成し、
ターゲットの方が新しければ何もしないという、
やることはとてもシンプルなツールです。
例えば、sample.texからsample.dviを作るとき、
g360059@nc01610~>make sample.dvi
と打てば、makeが自動的にsample.dviを作ってくれます。
但し、デフォルトの状態では、texが起動されてしまいます。
そこで、次のような内容をソースと同じところにMakefile
として保存すると、texのかわりにplatexが起動されます。
注意 : [tab]はタブを入力してください。
そして先に述べたコマンドの入力すればsample.dvi が作られるはずです。もし、ターゲットの方が新しければ
make: `sample.dvi' is up to date.
と表示されるだけです。
先のファイルは、デフォルトの振る舞いを設定するものです。
詳しくいうと、makeはまず、自分の持っているターゲットの
作り方を読み込みます。次に
カレントディレクトリにMakefileという
ファイルがないか探し、あれば読み込みます。
そして、ターゲットの作り方を知った後で
ターゲットを作るためのコマンドを実行するのです。
先のファイルの内容を解釈すると、*.texから
*.dviを生成することができるが、その方法は以下の通りである、
つまり"platex *.tex"を実行することだ、となります。
ここででてきた$<は、与えられたターゲットのソースファイルの
名前を象徴的に示すものです。
Makeは一般にプログラミングのみで使われると思われているようですが、
複数のファイルからなる大きなTeX文書などをつくるときにも
役に立つのではないでしょうか。
これを読んで興味を持った方は、次のようなページで検索してみましょう。
相談員に聞いてもいいかも知れません。
参考までに、自分のTeXのディレクトリにあるMakefileをあげておきます。
ただし、かなり環境依存なので、いくらか変更する必要があるかも知れません。
<Makefile>
また、このMakefileが読み込んでいるFiles.Makeについても出しておきます。
参考になれば幸です。<Files.make>
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When everything's coming your way, you're in the wrong lane. -- One of Nadav Har'El's Email Signatures. When you handle yourself, use your head; when you handle others, use your heart. -- One of Nadav Har'El's Email Signatures.